「探偵による所在調査の内容①」では、探偵への無料相談と聞き込み調査について解説しました。ここでは、①の続きとして、所在調査の結果が出た後の流れを紹介していきます。
報告書
所在調査が完了し、探していた相手の連絡先が判明しましたら、報告書の形で依頼者に手渡されることがほとんどです。
メールでの報告
報告書の他にも、メールで依頼者に対象者の連絡先などを伝えることもあるようです。中には口頭で行われることもあるため、できるだけ報告書を受け取るようにした方が良いかもしれません。
所在調査の結果が知らされないこともある
所在調査を探偵に依頼したからといっても、必ずしも結果が知らされる訳ではありません。報告書が渡されないケースには、次のようなものがあります。
1.ストーカー行為
所在調査の中には、依頼者のストーカー対象となっている人物の連絡先の調査が依頼されることもあります。依頼された時点ではわからなくても、調査の結果、依頼者のストーカー行為の疑いや証拠があった際には、対象者の連絡先が報告されることはありません。
ストーカー行為は、警察に報告してもあまり積極的に動いてくれないことが多く、重大な事件につながることも少なくないためです。
2.地域差別
地域差別につながる所在調査は、法律違反となっているため、探偵事務所の存続に影響してしまうことから、調査の結果によっては連絡先を教えることはありません。依頼そのものを丁重にお断りすることが大半です。
3.人種差別
地域差別と同様、人種差別につながる所在調査は、依頼そのものを受け付けていません。